こだわり

普段とは少し違う、『とっておきの贅沢』

食品添加物等を出来るだけ使用せず、ナチュラルで身体に優しい物を提供しています。
山中のレストランにわざわざ足を運んでくれるお客様に、
口にも記憶にも残るしっかりとした『ご馳走感』のある料理を楽しんで頂きたい。
両親から教わったこれらをモットーに、お客様を迎えています。
コース仕立てになっているフランス料理は、テンポの良さも味の一部とされています。
しっかりと味見をし『作り立て』を速やかに提供する。
これは私がルールにしていることです。
 
普段とは少し違う、『とっておきの贅沢』が出来るお店でありたいと思っています。

シェフ・南雄介

1977年7月14日生まれ両親がフランス料理店を営んでいたのをきっかけに、自身も料理の道へ。
1999年東京農業大学生物産業学部食品科学科 卒業。
2000年大阪辻調理師専門学校 卒業。
2001年同校 フランス校(エスコフィエ校) 卒業。
オーベルジュ ド ペールビーズ (アヌシー)(当時一星)
ル シュッド(リヨン)ボキューズさんのビストロ
ポール ボキューズ(当時3星)で研修。

一年の滞在期間中
現地フランスのミシュラン三星レストラン20軒分の食べ歩きを経験。
2002年Chezみなみ勤務。

シェみなみの考える、もてなしとは

お客様の満足感を第一に考え、再構築したオリジナルのコース料理を提供すること。
フランスでの現地レストラン研修経験、
一年の滞在期間中、現地フランスのミシュラン三星レストラン20軒分(+その他)の食べ歩き経験もあります。
『フランスにおけるフランス料理店とはこう言うもの』
を見てきた自負はありますが、
そのままの現地再現をする気持ちはありません。

敷居は低すぎても困りますが、高すぎるのも良くないと考えています。
ご家族やご夫婦、恋人、気心の知れた友人と。
気軽に、でも少し気取って、いつもとすこし違うお食事を楽しんで頂けたらと思っています。

生産者のみなさまと

 中井水産 中井さん

辻調理師専門学校の先輩でもある中井さん。本場フランスで8年もの料理経験を積んだ後、家業の魚屋に転身するという経歴の持ち主です。フランス料理と魚の知識を持ち合わせた中井さんには、絶大なる信頼を置いていて、東京や大阪の有名レストランからも定評があります。取引店が多いのも納得で、彼からもらう情報や提案は説得力があり、信頼を置いております。

野菜 宮楠農園 宮楠夫妻

『なんて自然な人なんだろう』初めて会った時から今も変わらない宮楠さんの印象です。和歌山で西洋野菜を作っている数少ない宮楠農園。家族経営という形態が私たちと似ていたり、東京農大出身の先輩であったりと、共通点が多い。小さい農家ではありますが、だからこそ、全ての作物の隅々にまで目が行き届き、愛情深く育てています。宮楠さんの育てた野菜からは、優しさが伝わってきて、提供する料理には、出来る限り和歌山の素材を使いたいと思います。そう思い始めたのは宮楠さんとの出会いが大きく影響しています。

 松牛 松下さん

『肉の鬼』と呼ばれる松下さん。その名の通り、とにかく肉に対する情熱が凄い。国産牛、和牛を扱っており、地元で有名です。この料理にはこの部位が適しているなど、仕入れの度にアドバイスをくれます。この肉がレストランでお客様の口に運ばれる瞬間、最高の状態であるためには? とにかく、いつも肉の事ばかり考え、アドバイスを沢山くれる良き理解者、相談相手です。

 橋本精肉店 橋本さん

1977年に創業されたミートショップはしもと。近所ということもあり、父の代からの長い付き合いです。取り扱う肉は質も良く、コロッケや唐揚げは地元の方からも人気のメニュー。地元愛あふれる、ほんわか温かい肉屋さんです。

野菜 宇城農園 宇城さん

兄の同級生である宇城さんとは昔から面識がありました。畑を継ぐ!と脱サラし、県外から地元に戻ってきた時は驚きましたが、嬉しさもありました。農業の事はもちろんですが、彼の紀美野町愛は半端ない。一度この地を離れたからこそ見える『紀美野町の魅力』
『こんな田舎に』…ではなく、『ここだからこそ』いつも前向きな姿勢の彼からは、とにかく学びが多く、目が離せません。『食を通し、紀美野町の魅力を沢山の人に発信したい!』そんな想いを抱く、きっかけをくれた人です。

椎茸 大浦農園 大浦さん

「しいたけだけのピザ」に使用しているしいたけは、有田市の大浦農園さんから仕入れています。
50年前から栽培を始めたという大浦さんの原木しいたけには定評があり、肉厚でしっかりとした味わい。
しいたけ嫌いの常連さんも、「ここのピザなら食べられる」と毎回オーダーしてくれるほど。
いつも元気で明るい人柄にも惚れ込んでいる。